先月、今年の目標の1つだった「親を旅行に連れて行く」ことができました。アラサーにもなって恥ずかしいですが、人生初の経験でした。
結果、親はとても喜んでくれました。選んだホテルもとてもいいところで、ゆっくり温泉に浸かり、美味しいご飯を食べて、大満足。天気が良ければ最高でしたが^^;
ホテルの入り口。ハロウィンの飾りで写真スポットを彩っていました^^今はもうクリスマス仕様になっているんでしょうか。
部屋はこんな感じ。ホテルの非日常感って、クセになります。小さい頃から旅行に行っても部屋にいる時間が長くて、親を困らせていた記憶が^^;
部屋からの眺め。晴れていれば朝日がきれいに見える部屋だったのですが、あいにくの空模様><「きれいなオーシャンビューは次回にお預けだね」と、しれっと次の旅行を約束されました^^;
夜の景色は綺麗でした^^
お金を貯めるようになって変化した価値観
去年から本格的に節約、貯金、投資を勉強・実行し始めて約2年。生活も以前とはガラッと変わりましたが、一番変わったのが価値観です。
「自分はなんのためにお金を貯めて、何に使いたいのか」
目的もなく、なんとなくお金を貯めるというのは、とても難しいです。難しいというのは、「長続きしない」という意味です。
最初の頃は楽しく節約を勉強し、先取り貯金の仕組みを作っていました。投資の勉強も同時に始めて、つみたてNISAとiDeCoで毎月積立をしながら、投信や指数について知識を深めていました。
アプリで資産総額とにらめっこしながら、増えていく資産を見てはニヤニヤする日々。ですが、ある日ふと思うことがあります。
「今このお金を使えば、アレもコレもできるじゃん。なんで使わないんだろう?」
貯金や投資は「未来の自分」が幸せになるためにしていることです。肝心の「未来の自分」のイメージがぼやっとしていると、方向性を見失ってしまいます。
お金の使い方を真剣に考える:お金の価値を最大限に引き出す
お金に関して、もう一つ価値観が変わったことがあります。
お金は使わないとその価値を発揮できない。そして、使い方次第でお金が引き出せる価値は変わる。
こちらの動画を見たときに、筆者のお金の使い方に関する価値観が大きく変わったことを覚えています。特に「効用」という考え方はお金を使うとき最も意識しています。
今回の旅行は、「効用」がとても高く、満足度の高い浪費ができたと思っています^^
お金の使い方で参考になる本:DIE WITH ZERO
筆者が、今回の旅行を今年の目標にしたときに読んでいた本が「DIE WITH ZERO」という本です。
最高の「思い出の配当」を手に入れた
この本では「人生で一番大切な仕事は『思い出づくり』」と述べられています。思い出によって、自分の人生は豊かになっていく。
今回、筆者は「親との旅行で親孝行」という思い出を手に入れました。もう過ぎてしまったことなので、2度と同じ時間は過ごせません。
ですが、今回の「思い出」は、ずっと親と共有できます。今は離れて住んでいますが、今後会うときには「あのときは楽しかったね」と話すことができます。いつか、親がいなくなってしまったとしても、筆者の記憶の中にはちゃんと残っています。
これが「思い出の配当」です。
今回のような「いい思い出」が、自分の人生を豊かにしてくれる。そう考えると、今回のために使ったお金は、今後の自分をずっと幸せにしてくれる。最高のお金の使い方ができたかなと思っています。
部分的に参考に
本書は「死ぬときに資産ゼロの状態が、一番効率がいい」という主旨の本です。流石に極端すぎる結論なので、全部マネしようとは思っていません。
良いお金の使い道ってなんだろう?
と考えたときに、参考になる本であることは間違いありません。お金の使い方は、人それぞれ正解が違うので、考え方のベースを与えてくれる本だと思います。
筆者も、良いお金の使い道を考えるときにはこの本を読んでからにしようと思っています。