PR

※当記事はアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。

【お金のおすすめ本】インデックス投資はコレで学ぶ!初心者にオススメの名著「敗者のゲーム」

スポンサーリンク
SBI証券[旧イー・トレード証券]
お金のおすすめ本

新社会人や投資初心者に向けて、お金の勉強をするときにぜひ読んでほしい本をおすすめする「お金のおすすめ本」

記念すべき第1回に紹介する本は、チャールズ・エリス著「敗者のゲーム」です。

すでに投資や資産運用について勉強されている方々にも、このチョイスはご納得いただけるのではないでしょうか?

それくらい有名で、長い間多くの人に読み継がれてきている、名著中の名著です。

今回は、本の内容についてざっくりレビューをして、個人的におすすめするポイントや、こんな人に読んでほしい!というところもお伝えしていきたいと思っています。

この記事を読むと……

・「敗者のゲーム」の書籍について、概要が分かる!

・投資における最適解がわかる!

・筆者が本書について「推し」ているポイントが分かる!

筆者の一言まとめ!

「敗者のゲーム」はチャールズ・エリス氏が著したインデックス投資の名著!インデックス投資の原点にして頂点とも言うべき一冊!インデックス投資をやる人であればぜひ手元においておきたい一冊!

エリス氏は「投資の世界は敗者のミスによって結果が決まる『敗者のゲーム』となっている」という!よって、市場平均を取り続け、大勝ちはしないが負けることもないインデックス投資が投資の最適解となる!

インデックス投資の長期ホールドは「負けない投資」!つまり万人にとって最適な投資手法であるという結論を、データを基に丁寧に解説するのが「敗者のゲーム」!

投資の十戒を忠実に守り、インデックス投資を継続し市場に残り続ける!簡単そうで難しい、このシンプルな方針を貫く強い支えになる知識が詰まった一冊!

「敗者のゲーム」は、インデックス投資をしている人にも、これから始めようとしている人にもぜひ読んでほしい一冊です^^

シン

アラサーになってお金の勉強に目覚め、1年で資産+200万達成!
「新社会人が1年で貯金100万円を貯める方法」をブログで発信中。
普段は国内某所で子供に勉強を教える仕事をしている普通の会社員。教えることに関しては正真正銘「プロ」です!
簿記・FPも取得した先生が、お金のことをわかりやすく解説!

シンをフォローする
スポンサーリンク
SBI証券[旧イー・トレード証券]

「敗者のゲーム」の概要について

a-leaf-on-a-book

著者のチャールズ・エリス氏は、超優秀な投資コンサルタント

チャールズ・エリス氏は、アメリカの投資コンサルタントで、インデックス投資の第1人者でもあります。

米国公認証券アナリスト協会会長や、バンガード社取締役なども歴任した、投資大国アメリカの金融業界で超がつくほどのエリートです。

タイトル「敗者のゲーム」は現代の株式市場を表す言葉

そんな「敗者のゲーム」ですが、「タイトルの意味がいまいちよく分からないんですけど…?」という方もいらっしゃいますよね。筆者は最初意味が分かりませんでした。

エリス氏は投資について、プロとアマチュアのテニスの試合を例に出しながら、こんなことを言っています。

プロのテニスは勝つためのプレーで結果が決まる『勝者のゲーム』であるのに対し、アマチュアのテニスは敗者のミスによって結果が決まる『敗者のゲーム』なのである。

「敗者のゲーム」より

たしかに、言われてみるとアマチュアの試合はビッグプレーやファインプレーよりも相手のミスのほうが得点としては多くなっていそうですよね。

本書ではそれについてもデータで根拠付けされている徹底ぶり。さすが数字に強いエリートは違うな、と感服しました。

つまり、投資も同じく、誰かのミスによって勝敗が決まる「敗者のゲーム」になってしまっている。

投資の世界において相手になるのは、莫大な資金を持つプロの機関投資家集団(投資信託やヘッジファンド、年金基金など)。

なので、個人投資家は勝ち目がない。それだけでなく、機関投資家集団たちでさえ、自分たちとの壁打ちをさせられているような状態。ミスをしないことが難しい、という環境になってしまっている、とのことです。

したがって、機関投資家でさえ長期で見れば90%が市場平均を取り続けるインデックス投資信託の運用成績に勝てない

だから誰にとってもインデックス投資信託の長期運用が最適、ということなのです。

筆者は最初「投資は欲の深い人間が敗者となって退場していくゲーム」ということだと思っていました^^;

ざっくりレビュー

a-man-reading-a-book

結論は至ってシンプル、しかも超序盤に書いてある

本書でエリス氏が伝えたいことは至ってシンプル、かつ超序盤(第8版だと23〜24ページ!)に書いてあります

「市場に勝つ」ことを目指して「敗者のゲーム」に参加すれば、負けはほぼ見えている。だが、悲観することはない。勝つ方法はある。現実的な投資目標を決め、その目的を達成するために現実的な投資方針を選び、その方針をブレることなく辛抱強く貫く。そうすれば、私たちは本当の勝者のゲームができる。これが、本書で伝えたいことのすべてだ。

「敗者のゲーム」より

これが、万人にとって最適な投資の形

それ以外をしようとすることは「敗者のゲーム」に足を踏み入れていくようなものである、ということです。

もちろん、未来がわからない以上、必ず失敗するということはありません。しかし、その挑戦は果たして私たちの資産形成において必要なものなのかどうかということは、心に留めておきたいです。

インデックス投資の本質と、強さがしっかり理解できる

本書の中で繰り返し伝えられている投資における最適解は低コストのインデックス投資信託を長期間保有し続けるということです。

本書の大部分はインデックス投資がいかに優れた投資であるかということやその他の投資がいかにコストパフォーマンスが悪いものかということの説明になっています。

本書を読めば、インデックス投資の本質と強さをしっかりと理解できます。そして、長期投資に必要な「ホールド力(資産を持ち続ける力)」が備わることでしょう。

インデックス投資とは?

筆者は投資を始めたばかりの頃に個別の株式を売買して利益を出したいな、と思っていたこともありました。

本書を読んで「そんなに甘いもんじゃないな」と踏みとどまりました^^;

全員が心に刻んでほしい「投資の十戒」

本書の中〜終盤あたりには、投資家たちが投資をしているときに起こるメンタル面の課題なども、学術的かつ分かりやすく説明がなされています。

そこで述べられている個人投資家のための投資の十戒は多くの人にとって自分の投資方針を決める際に有用なものです。

記事では各項目の最初の部分を若干修正して載せておくので、詳細はぜひ本書を手にとってお確かめください。

<投資の十戒>

  1. 貯蓄する
  2. 相場の先行きに賭けてはならない
  3. 税務上有利という理由で動いてはいけない
  4. 自分の住宅を投資資産と考えてはいけない
  5. 商品取引(コモディティ投資)は考えものである
  6. 証券会社と投資信託会社の担当者に気をつける
  7. いわゆる新金融商品に投資してはならない
  8. リスクが少ないという理由だけで、債券に投資してはならない
  9. 長期の投資目的と投資方針、投資計画を書き出し、それに沿って行動すること
  10. 直感で投資してはならない

投資の十戒は、主に失敗を防ぐために必要な心構えなのかなと思っています。それこそ敗者のゲームにおいて、自分がミスをする「敗者」にならないための、大切な心構えですね^^

商品紹介ページ 敗者のゲーム[原著第8版]

筆者の推しポイント

illustration-losers-game

筆者がこの本を初心者におすすめするポイントは以下の3点です!

結論:インデックス投資の長期ホールドが正解 がわかりやすい

初心者にとっては、これが一番ありがたいんじゃないかな、と思います。

結論が超序盤に出てきて、しかもシンプルで分かりやすい

低コストの優良なインデックス投資で長期ホールド

これだけでいいんです。

一旦投資方針を決めて投資をしたら、もうあとは放っておくだけです。投資を職業として本気で取り組みたい人なら別ですが、多くの人はそんなに志高くないでしょう。

そもそも、もっと他にやりたいことがあるのではないでしょうか?でもお金のことは心配。そんな人々にとって、これほどシンプルかつ再現性の高いアドバイスは他にありません。

本書を読めば、堅実な資産形成を実行して、明るい未来に向かっていける大きなチャンスを掴むことができます

実際に、NISAを活用してインデックス投資信託を積み立てている筆者のNISA運用報告記事もぜひご覧ください!

有名な図や名言が豊富で、他の場面で見聞きするとテンションが上がる

「敗者のゲーム」は長期投資家界隈では知らない人はいないと言ってもいいくらいの名著中の名著です。

当然、多くの著名人やインフルエンサーも本書の内容をベースに話をしたり、動画を制作したりしています。

そういう場面に出くわすと「あ、敗者のゲームで読んだやつだ!」とテンションが上がります。学んだことが実際の生活の中で出てくる機会は、勉強していくモチベーションになって嬉しいです。

筆者自身、本書の中で出てきている図は、他の方の書籍でも動画でも、何度も出くわしています。

「これ、進◯ゼミで見たやつだ!」と同じ感覚ですね^^

それだけではなく、その図や表が効果的に使われていて、説明に説得力があります。見た目のインパクトも大きく、初心者でも納得しやすい内容になっています。

資産形成の成功に欠かせない継続力は、本書を読むことで確実に身につきます。

その他の投資関係の書籍と比較すると、文章が平易で読みやすい

これは筆者の個人的な経験に基づく話ですが、筆者はこの「敗者のゲーム」を読む前に「ウォール街のランダムウォーカー」という、こちらも投資の名著と呼ばれる本を読んでいました。

こちらも名著にふさわしい、とても素晴らしい内容でした。筆者の水たまりのように浅い投資に対する理解度は、小学校のプールくらい深くなっていったのは断言できます。(浅い)

ただ、文章が難しく、読むのに相当苦労をしてなんとか読み終えた、という感じでした。

一方で、「敗者のゲーム」は比較的平易な文章で、そこまで高度な読解力やスキルも必要ありません。

初心者の方にはまず「敗者のゲーム」を読んでもらい、もっと勉強したいと思った場合はぜひ「ウォール街のランダムウォーカー」など他の書籍にも手を出していってもらいたいです。

ちなみに「ウォール街のランダムウォーカー」の著者であるバートン・マルキール氏は、「敗者のゲーム」の序文を書かれています。ここの文章は比較的分かりやすかったです^^

商品紹介ページ 敗者のゲーム[原著第8版]

こんな人におすすめ

recommend-losers-game

お金の勉強はしたいけど、騙されたくない!という人

「お金のこと不安だし、投資に興味はあるけど、騙されるのが怖い……」という人は、まず本書で勉強することをオススメします。

2000円程度の出費なので、騙されても大きなダメージはありません。そして、人によってはこの本を理解するだけで投資に関する勉強は十分と言っても差し支えないかもしれません。

NISAで着実に資産形成するのであれば本書を読むだけで十分だと思います^^

本書を読んで、教えの通りに低コストの優良なインデックス投資を長期ホールドしましょう。それだけで未来への備えは十分です。

投資のことをもっと深く知ってから始めたい!という人

「投資について深く理解しないと、始めるのに抵抗がある……」という人も、まずは本書をお読みください。

投資について深く理解しても、投資で成功できるとは限らない。なぜならプロ投資家の9割が長期で比較するとインデックス投資に勝てないから。

ということが分かると、「じゃあとりあえず始めればいいのか」と思えるのではないでしょうか。

勉強すればその分いい成績が出る、という理屈は投資の世界には存在しません^^

NISAが調子いいから、他の投資にも挑戦したい!という人

今年からNISA始めてみたけど、とても調子がいい!もっと他の投資にもチャレンジして、儲けられるようになりたい!という人は、いったん落ち着いて本書を読みましょう

投資の世界はそんなに都合の良い世界ではありません。本書を読んで、それでもチャレンジしたいと思えば、ぜひトレードや配当株投資に挑戦しましょう!

知識をつけてリスクを背負って他の投資にチャレンジすることはいいことです^^

以上、お金のおすすめ本「敗者のゲーム」でした。

ご興味を持っていただけた方は、ぜひ本書を手にとって、投資の勉強をスタートしましょう!

カテゴリ一覧

タイトルとURLをコピーしました