PR

※当記事はアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。

【お金のおすすめ本】後藤達也氏初の著書!「投資の教科書」は未来の名著!?

スポンサーリンク
SBI証券[旧イー・トレード証券]
eye-catch-goto お金のおすすめ本

新社会人や投資初心者に向けて、お金の勉強をするときにぜひ読んでほしい本をおすすめする「お金のおすすめ本」 

第3回の今回は後藤達也著「転換の時代を生き抜く 投資の教科書」です。

2024年1月出版という、つい最近出版されたばかりの本ですね。X(旧Twitter)やYouTube、最近はテレビでも見かけることのある後藤達也さん初の著書です。

「投資の教科書」は経済全体のことや株とお金のしくみについての本です。本書は読んだ人の世界の見え方が劇的に変わる本だと確信しています。

今回も、本の内容についてざっくりレビューをして、個人的におすすめするポイントや、こんな人に読んでほしい!というところもお伝えしていきたいと思っています。

筆者の一言まとめ!

元日経新聞エース記者で、今は個人で活躍している後藤達也さんが、わかりやすく偏りなく投資の世界を案内する「投資の教科書」!

株式投資を知るために、大前提となる「株」や「経済」のメカニズムを、具体例を交えてわかりやすく解説してくれている!個別株投資をしたいなら最低限押さえておきたい経済の基礎知識が本書でしっかり理解できる!

シン

アラサーになってお金の勉強に目覚め、1年で資産+200万達成!
「新社会人が1年で貯金100万円を貯める方法」をブログで発信中。
普段は国内某所で子供に勉強を教える仕事をしている普通の会社員。教えることに関しては正真正銘「プロ」です!
簿記・FPも取得した先生が、お金のことをわかりやすく解説!

シンをフォローする
スポンサーリンク
SBI証券[旧イー・トレード証券]

本書の特徴

筆者の後藤達也氏は元日経新聞エース記者

著者である後藤達也さんは、2022年まで日本経済新聞で記者として勤めていらっしゃった方です。その後独立し、現在までSNSを軸に活動されています。

経済ニュースを「わかりやすく」「おもしろく」をモットーに、経済や投資になじみのない人を念頭に、偏りのない情報の発信に尽力されています。

著書が出版された時点での各種SNSのフォロワーは以下のようになっています。

X(旧Twitter)フォロワー64万人
Youtube登録者27万人
Note有料会員3万人

個人で活動されている経済ジャーナリストの中では圧倒的な人気と知名度を誇り、最近ではTV番組でもコメンテーターや解説員として活動されていらっしゃいます。

後藤達也さんの有料noteは最新ニュースへの対応速度が尋常ではなく、かつ高クオリティなので非常に参考になります^^

今生きている世界の「経済とお金のしくみ」がわかる教科書

本書は「教科書」というタイトルの通り、経済とお金のしくみについてわかりやすく教えてくれる本になっています。

そのため、具体的な投資の手法や個別の銘柄に関する情報は少ないです。

  • 経済がどのように動き、その中で企業はどんな役割を果たしているのか
  • 株の役割とはなんなのか、また、株価がどのようなメカニズムで決まるのか
  • 各国の中央銀行が金利をどのようにコントロールし、通貨の価値を決めているのか

といった、投資を始める、また継続する上で必ず役に立つ知識が、この1冊にまとめられています。

ざっくりレビュー

投資は欠かせない時代になった

2024年に始まった新NISA。

岸田首相が掲げる「貯蓄から投資へ」。

これからの日本を生きる人にとって投資は欠かせない、という時代になってきました。

筆者である後藤氏は、株式投資の機運の高まりの要因を2つ挙げています。

  • 株高が続いたことで株式投資のイメージが好転したから
  • 円安とインフレで投資の必要性が自分事として切実に迫ってきたから

とくに円安とインフレは、資産に占める現金の比率が多い日本人にとって致命的な現象です。

今までのように銀行預金をメインに資産形成をしようとしたら、お金が貯まるスピードよりも早くお金そのものの価値が下がっていきます。

通貨の価値がインフレにより下がる、というのがよくわからない方はこちら記事が有用です。

混沌とした世界情勢、過去にないインフレ、AIにより劇的に変わる働き方や暮らし方。

転換の時代を生き抜くうえで投資は重大な役割を担っている、と後藤氏は述べています。

株価を見るための「3つの目」

後藤氏は株価を見るための視点を「3つの目」という例えを用いて説明しています。

  • 「虫の目」ミクロな視点で企業を分析する目
  • 「鳥の目」マクロな視点で経済全体を分析する目
  • 「魚の目」市場の雰囲気やお金の流れを見る目

「虫の目」とまいうのは近い距離で企業を様々な角度で分析する目です。

1つ1つの企業それぞれの経営状況や将来性から、株価を分析していきます。

「鳥の目」は一転して、遠い距離から経済全体を俯瞰して分析する目です。

賃金、物価、為替、世界情勢など、市場全体を動かす要因になる大きなトピックから、株価を分析していきます。

「魚の目」は、いわゆるトレンドや流行から企業を分析する目です。

生成AIや半導体といった、今現在需要が高まり資金が集まっているような分野に注目しながら、株価を分析していきます。

これら「3つの目」は組み合わせて使うことが大切です。

さまざまなニュースやデータを3つの目を通して分析し、世の中の動きに思いを巡らすことで、株価がなぜ動くのか理解が深まっていきます。

3つの目についてのさらに詳細な説明を読み進めていくと、企業分析の際に重要な指標がなぜ大切と言われているのかが理解できて、経済に興味が増していきました^^

為替に大きな影響を与える「中央銀行」という存在

最近160円を突破したかと思えば、一気に153円まで暴騰し話題になっている為替。

この為替も、株価を決定する重要な要因の1つです。

最近の日本株好調の要因の1つは円安による海外投資家の資金流入だとも言われています。

円安ってなんですか?という方にはこちらの記事が有用です。

そしてこの為替、つまり通貨の価値を決める大きな役割を担っているのは各国の中央銀行です。

もっと言うのであれば中央銀行の金融政策です。

本書では中央銀行の役割や日本と米国それぞれの金融政策の違いによって生じたこの数年の急激な円安とインフレについて、詳細かつわかりやすく説明されています。

後藤氏も本書で述べていますが、この章は非常に難しいトピックを取り扱っています。

ただ、説明は非常にわかりやすく簡潔になっています^^

どうしても難しければ見出しと太字だけでも読んでみましょう^^;

商品紹介ページ 投資の教科書

筆者の推しポイント

illustration-goto-recommend

社会を見る目が根本的に変わる!

今まで投資に触れてこなかった人の多くは、「消費者」または「労働者」としての視点でしか社会を見ることがなかったのではないでしょうか。

  • 「〇〇会社の✕✕っていう新製品がいいらしい!」
  • →「買ってみたいな」(消費者)
  • 「〇〇会社で✕✕のような不祥事があったみたいだ!」
  • →「あの会社の製品を買うのはやめよう」(消費者)
  • 「〇〇会社は年収✕✕万円で残業も少ない優良企業のようだ!」
  • →「あの企業で働きたいな」(労働者)

これが、「投資家」としての視点が入るとこのように変わります。

  • 「〇〇会社の✕✕っていう新製品がいいらしい!」
  • →「割安なうちに買付できれば利益が狙えるかもしれない!」(投資家)
  • 「〇〇会社で✕✕のような不祥事があったみたいだ!」
  • →「一時的に株価が暴落しそう!動向次第では損切りだ!」(投資家)
  • 「〇〇会社は年収✕✕万円で残業も少ない優良企業のようだ!」
  • →「優秀な人材を確保して安定して利益を出しそうだ!長期保有を考えよう!」(投資家)

このように、今まで見えていた社会を別の視点から見ることができるようになり、今までとは社会を見る目が根本的に変わると言い切れます!

筆者は気になる企業のニュースを見つけるたびにその企業の株価を見るようになりました^^

自分が考えていたとおりに株価が動いていることもあり、勉強になります!

身近な具体例で「投資とはなにか」をわかりやすく理解できる!

経済の話となると、どうしても難しいイメージが付きまといます。

世の中の多くの人は企業の決算書や株価の動向などを自分の生活には関係のないものと捉え、敬遠しがちです。

本書はそういった遠い世界に感じる株や投資を少しでも身近に感じられるような工夫として、日本人であれば誰もが知っているような企業を例に出して説明してくれています。

  • トヨタ自動車
  • JR東海
  • 任天堂
  • セブン&アイHD
  • スタジオジブリ  etc.

こうした企業も当然株式会社です。

上場している企業であれば株を購入し株主になることもできます。

そういった視点で投資を考え始めることで、投資を身近な存在にしてくれています

筆者はこれまで企業を「サービスを利用する」という面でしか見ていませんでした。今は「投資して利益の一部を受け取る」という視点でも企業を観察できています^^

個別株投資に必要な最低限の知識がわかる!

筆者は資産形成のメインをインデックス投資で行っています。

多くの人にとって、優良な投資信託を使ったインデックス投資は資産形成の最適解となります。

インデックス投資については過去の記事をご参照ください。

しかし、投資にはインデックス投資以外にも様々なやり方があります。

個別株への投資というのは、投資の基本中の基本とも言える手法で、誰もがイメージしやすいやり方です。

ただ、イメージしやすいのと成功しやすいのは全く違う話です。

個別株への投資というのは成功するために多くの知識と膨大なデータの分析を必要とする、非常に難易度が高くリスクの大きい投資です。

その分、成功したときのリターンは大きく、成功すれば一生お金に振り回される必要のない資産を築くこともできます。

そんな個別株投資を始める際に最低限知っておいたほうがいい知識を、本書ではわかりやすく解説してくれています。

商品紹介ページ 投資の教科書

こんな人にオススメ

recommend-goto

投資をギャンブルだと思い込んでいる人

未だに投資はギャンブルという凝り固まった思い込みをしている人が多く、SNSなどでも競馬やパチンコなどと同じようなものという認識をしている人も見受けられます。

以前記事でも説明したことがありますが、そういった方は投資の中でも短期集中的な取引(デイトレード・スキャルピングなど)をイメージしている方が多いのではないでしょうか?

投資には様々なやり方があり、中には投機(ギャンブル)的な手法もありますが、少なくとも後藤氏の考えている投資とはそういった類のものではありません。

そして、投資を通じて資産形成に励もうとしている人や、それを後押ししようとしている人のほとんどが、後藤氏と同じような認識で投資を見ています。

少しでも多くの人に投資のイメージを変えてもらえるように、こういった方にはぜひ一度読んできただきたいです。

上場企業で働く若手ビジネスマン

企業は株主のものであるという、資本主義社会における大前提があります。

しかし、日本人はあまりこのイメージを持っている人が多くありません。

ただ、上場企業の経営陣やベンチャー企業の経営者にとって、こういった認識は常識です。

そうでなければ会社をすぐに潰してしまいます。

若手社会人で経営層や起業家と同じビジネス観を持っている人間は非常に希少です。

周りの若手よりも1ランク上の思考を手に入れることができます。

「早く出世して、沢山給料をもらいたい!周りと差をつけたい!」

「ゆくゆくは独立して自分でビジネスを立ち上げて、ビジネスオーナーとしてやっていきたい!」

という意欲のある若手社会人にとって、投資家側の思考は必ず役に立ちます。

個別株投資に挑戦したい人

インデックス投資は万人向けの最強投資手法であるのはデータ的にも歴史的にも間違いありません。

「投資に興味はないけど資産形成はちゃんとしたい!」

という人はインデックス投資以外の投資は完全に無視していいでしょう。

ただ、中には

「インデックス投資はつまらない!個別株に挑戦して、資産形成のスピードを上げたい!」

というチャレンジングな方もいらっしゃると思います。

そういった方は、ぜひ実際に個別株投資に手を出す前にこちらの本で最低限の知識を入れてから始めましょう。

この本に書いてあることも理解できないまま個別株を始めるのは大変危険です。無免許で車を運転している状態に近いので、何が起こっても不思議ではありません^^;

カテゴリ一覧

タイトルとURLをコピーしました